低身長について
原因について
身長が同じ性別、同じ年齢の子100人が背の小さい順に並び、前から2~3人目までが低身長という定義に当たります。低身長の原因は、
1)成長ホルモン(成長ホルモン分泌不全性低身長症)、甲状腺ホルモンなどホルモンの病気
2)ターナー症候群、プラダーウィリ症候群、骨に関する病気など低身長を伴う場合
3)栄養の不足に伴うもの(過剰な運動、摂食障害、クローン病など)
4)思春期の開始した時期に伴ったもの
5)出産のときの状況(在胎週数別の身長・体重の基準以下)と2歳以降の低身長がある場合:SGA性低身長症
6)体質的なものと考えられるもの
成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群、プラダーウィリー症候群、軟骨低形成症、SGA性低身長症については、保険診療にて成長ホルモン治療が可能ですが、治療が難しい場合も多くあります。